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遠藤誉 「中国製造2025」の衝撃 習近平は今何を目論んでいるのか

 

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こんにちは

 

「中国製造2025」の衝撃 習近平は今何を目論んでいるのかをご紹介します。タイトル通り中国製造2025に向けて中国は何をしているのか?それによるグローバルでの影響は?というテーマです。著者は遠藤誉さんです。

 

 

 

遠藤誉さんは中国が経済発展するずっと前から、中国の動向を常に追っていたんだとよくわかります。経済発展してから注目し始めたメディアとかとは比べ物にならない情報量と信憑性と着眼点。これからもこの著者の本をずっと読んでいきたいです。

 

 

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著者の遠藤誉さんは「中国政府のシンクタンク 」と称されている中国社会科学院社会学研究所の客員教授 ・客員研究員を務めていた。他者とは情報量と着眼点が違うわけである。

 

 

本当は全部読んでいただきたいですが、結論からいうと日本は中国ではなく、アメリカと手を組むべきである。中国は天安門事件で各国から経済制裁を受けていた時に、手を差し伸べた日本に対して反日教育で散々キバを向けてきた。ばつが悪くなると必ず歩み寄ってくるが、必ず裏切る国だと歴史が証明している。とおっしゃっています。僕ももし中国が世界で一番影響力がある国になったとしたら、それはやばそうだなと感じます。アメリカはトランプが保護主義をかかげていますが、アメリカ政府としてはよくないこと、つまりアメリカ国家はグローバルの価値観があるように思います。中国は他の国を飲み込んだり、支配したりすると思います。特に日本とだけは友好的になるなんて絶対ないです。きっとアメリカと日本は一番厳しく当たられるでしょう。

 

 

 

中国は国が号令出したら、みんなでそっちの方向に老人も進むから、発展が早い。日本はけつに火をつけてあげないと何もやらないから遅い。でも、その中国も国家転覆したくないから、スマート化に舵を切って成功してるから、中国共産党をうまく利用してるのは国民だ。とも取れる。

 

 

量子暗号とかいう難しい暗号を解読したのが中国ただ一国で、それが他国が解読できない技術だから、宇宙開発で中国は一歩リードしているようだ。

国を挙げて、力を注ぐから、ものすごいスピードで技術力を上げる。通信、自動運転、ドローン、宇宙、電子マネー・・・日本はとっくに抜かされてて、アメリカすらこのままだと負けそう。

 

 

アメリカ帰りの中国人留学生と日本帰りの中国人留学生では、ベンチャー精神に雲泥の差がある。日本帰りはまあまあ周りの人より裕福ならそれでいい感じになってしまう。まあ悪いことではないが、環境がそうさせているようだ。

 

 

中国が改革解放した40年前からいかに未来へ投資してきたかがよくわかる。海外留学を積極的にしてきて世界の最先端を学んだ中国人がすごい人数になる。今更アメリカが止めたってもう遅い。そんな昔から虎視眈々と「能ある鷹は爪を隠す」をやってこれたのは、毛沢東が過去にインテリ達への劣等感から力を蓄えて独裁政権を成し遂げた面影を感じます。中国は昔受けた屈辱は絶対に忘れない。必ず復讐する。残酷なまでに。

 

 

40年とまではいかないけど、自分も10年後の自分のためにコツコツと積み上げていかなければと思った。中国は50年以上も下積みして世界一に迫るとこまできたのだ。見習わないと。

 

 

日本人って目先の利益しか考えられない人が多い。例えば、教育、子供、研究・開発は成果が出るのに時間と金が必要だが、途絶えさせると、取り返すのに数十年かかってしまう。過去に途絶えさせて、今になって困っても遅い。これらは成功の再現性に必要不可欠だけど、豊かになると人はこれを忘れてしまうから、発展と腐敗を繰り返してしまうんですね。人類の歴史が証明している。

 

 

 

中国はG7を人海戦術で超えるであろう新たな枠組みBRICS+を作り、その頂点に立っている。

 

 

 

 

 

 

ここから本文抜粋です。

 

 

 

・中国の量子研究予算は2015年までの通算で1010億ドルに達した。アメリカは年の予算で2億ドルだ。劣ってる側が勝つには、一点集中だ。

 

第二次世界大戦の勝敗を分けたのも暗号化技術だと言ってもいい。ドイツ、日本の暗号化技術を連合軍が解読できていなかったら、連合国の勝利とはならなかったかもしれない。逆に、誰にも解読できない暗号化技術を一国が持っただけで、世界を支配し得るのだ。それだけ量子暗号研究は重要なことなのだ。

 

・「量から質への転換 」によってもたらされる経済成長の鈍化を防ぐという狙いである 「質 を重んじれば研究開発に大量の資金と時間を注がなければならない 。その間 Pの量的成長は望めない 。しかし 「質 」の向上が成し遂げられたときには 、中国は強国への飛躍的な成長を遂げていることになる 。今はその雌伏のとき 、まさに 「雌伏して時の至るを待っている (実力を養いながら活躍の機会をじっと待っている )のである 。それをわずか Pがたとえば 7から 4パ ーセントに落ちただけで 「中国の経済成長に陰りが 」とか 「ほら見ろ 、もうすぐ中国経済は崩壊する 」などとして喜ぶ日本の中国分析者やメディアの哀しさ 、危なさ 。そうではないと否定すると 、情報の消費者が喜ばないので 、メディアは滅多なことには私のような見解は言わせない 。日本人に 「馴染んでいる (偽の )中国情報 」を好んで 「無難な発信 」を続けるので 日本人はますます真相とは違う中国を見るように習慣づけられてしまった 。これはふと 、太平洋戦争時代の 「皇軍は勝ち続けています 」という洗脳と何も変わっていないということを連想させてしまう

 

 

 

20252030年には中国のGDPはアメリカを抜く。さらにBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)で世界の人口の40%以上を占めていて、どんどん増えている。中国が世界の影響力が強まっていくのはいうまでもない。

 

 

・「トランプ大統領は習近平氏を尊敬している。但し 、個人をどう思うかということと 、その国をどう思うかは全く別問題だがね !」ーバノン

 

 

・トランプが中国に仕掛ける貿易戦争の動機には 、貿易不均衡という直接的な理由以外に 、人民元に対する金融問題などいろいろあるだろうが 、根底には 「中国製造 」に対するハイテク戦争があり 、中でも中国の 「宇宙強国 」に対して最大の警戒感を抱いていると判断される 。半導体と宇宙開発において中国に追い越されたら 、アメリカは世界のリ ーダ ーの位置から必ず転落し 、その座を中国に譲らなければならなくなる

 

 

・万一にも人工衛星が破壊された場合 、その国あるいはその国がカバ ーする領域の日常生活は完全にストップする 。インタ ーネットだろうとテレビだろうと携帯電話だろうと何も使えなくな 、発電所や飛行場も銀行の M機能もすべて完全に停止し 、電車も地下鉄も使えず 、都市機能がすべて麻痺して 「死の街 」と化すことは明らかだ 。今は原爆投下とか陸地へのミサイル発射とかといった 、目に見える戦争が起きる時代ではない 。起きるとすれば人工衛星破壊やサイバ ー攻撃など 、目には見えない宇宙空間で 、気が付いたらやられている 、という種類の 「宇宙戦争 」の可能性が高い 。それは一瞬で終わり 、一瞬で勝負がつく 。しかも 「目に見えたとき 」にはすでに勝負がつき 、もう終わっている

 

 

・2 6年 7月 1 2 、国連海洋法条約に基づくオランダ ・ハ ーグの仲裁裁判所は南シナ海での中国の海洋進出をめぐり 、中国が主権を主張する境界線 「九段線 」に国際法上の根拠がないと認定した 。しかし中国はこの判決を 「紙屑 」として無視したまま 、ウヤムヤのうちに 「なかった物 」としてしまったことを 、忘れたのではあるまい 。このような 「民度 」の低い国に 「国際スタンダ ード 」などが通じるとでも思っているのだろうか

 

 

・そこまでやる目的は何なのだろうか ?それこそが一党支配体制の維持であり 、人民の統治だ 。習近平にとって最大の 「敵 」は人民である 。最も恐れているのも 、実は 「人民 」なのだ 。だから監視体制を徹底させ 、暴動が起きる前にすべて抑え込む 。習近平にとっての最大の課題は 「一党支配体制の維持 」であり 、そのために 〕を通して 「中華民族の偉大なる復興 」である 「中国の夢 」を実現することである

 

 

 

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