島さんの書評ブログ

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高校生からわかる資本論

こんにちは

 

高校生からわかる資本論をご紹介します。作者は池上彰さんです。池上さんはテレビを通じて経済や現代史をわかりやすく解説してくださいますね。私たちは普段あまり意識していませんが、資本主義という政策のなかで生活しています。資本主義は現時点ではもっとも成功した経済政策といわれていて、利点も多いですが、欠点も存在します。

 

 

会社員ならわかるかもしれませんが、毎年どんどん仕事が難しくなっていく気がするなーって思ってたんですよね。わかりやすいのが、自分が6年前に入社した時より、今の新人の方がなんか難しいことやらされてる気がしてたんですよね。それは資本論が説明してくれました。

 

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章の最後に振り返りページがあって、池上彰の現代史を歩くみたい。パラパラ読んでも、同じことを二回教えてくれるから、自然と頭に残ります。

 

 

資本主義は労働者が資本家に搾取されるけど、労働者のレベルが上がる。

 

 

 

資本論の原文は言い回しが難しすぎる。高校生じゃなくても大人もこの本で理解しないと途中で挫折すると思いますよ笑。池上さんの若かりし頃だって挫折したんだから。

 

 

日本のバブルの時は強烈に過剰労働で富の量増やしたけど、その富はアメリカに搾取されて、さらにその時の労働者が今では大量の社会福祉料金がかかるお荷物。つまり、急成長すると、目をつけられるから、ちゃっかり成長が一番なのかな。

 

 

ロボットが仕事すると、人がいらなくなるから、求人供給が上がる給料が低くても人が集まる賃金下がる。

 

 

別々に働くより、まとまって働いた方が効率がいい。人は社会的動物だから。あと、一箇所に集まった方が生産コストも安いし、いいことづくし。

 

 

機械を導入すると、一瞬で大量に生産してくれる。逆に言えば一瞬でも止めてしまうとものすごく生産性が落ちてしまう。だから、一瞬も止めないように、出来れば一人で何台も動かさざるを得なくなる。つまり、人が機械に使われているのだ。

 

 

労働時間は短くなってるけど、ノルマはかわってないかむしろ増えてるから、勤務時間の負荷が大きくなってるよね。仕事がどんどん難しくなっていく。そこはフォーカスされないよね。一つの仕事を短い時間でできるようになったら新たな仕事もやる。これがエンドレスになってるんだよなー

 

 

労働者は労働力を売るしかお金を得る方法がないから、買ってくれる所のいいなりになるのは仕方がない。資本家も競争にさらされているのだ。すべてが同時に競争を止めることはあり得ない。自分でお金を得る仕組みを持ってないといつまでも労働力を売るしかない。

 

 

派遣社員は不景気には切られて、市場に労働者予備軍として存在してくれる。彼らは必要な時に働いてくれて、いらない時に切れる。派遣<正社<資本家。この構図が正社員で搾取されているにもかかわらず「正社員でよかった」と間違えた満足を得てしまう原因か。

 

 

年金とか生活保護とか手当を厚くすると働かない人が出てきて、保護を少なくすると、ストライキが起こる。今はその間を探してる。

 

 

不景気になると、失業者を増やして、調節して会社を守るのか。労働者は労働力を販売している商品だから。

 

 

 

 

 

資本主義が発展することによって労働者が団結し 、労働者がまとまって行動する力が得られる 。それによって革命を起こし 、労働者の世の中をつくる 。社会主義の世の中をつくる 。そうすると 、資本主義が発達している国ならば経済が豊かです 。豊かな社会の中で 、高い能力を持った労働者たちが社会主義をつくっていく 。これが 、マルクスのイメ ージしていた社会主義です 社会主義革命の中心になったのは 、労働者ではなくて 、マルクスの考え方が必要だと考えたごく一部のインテリでした 。大学生や知識人たちが 、マルクスの考え方が正しいんだ 、と考えて革命を起こしてしまったのね 。労働者のことをよく知らない人たちが革命を起こしたのです 。当時は労働者より農村の方が多い時代でした。マルクスの考えた資本論ではありませんでした。

 

 

マルクスが書いた 『共産党宣言 』を読むと 、共産党が革命を起こしてまず一番に獲得すべきことは 、それは民主主義だ 、と書いてあります

 

 

 

 

物とお金が同じ価値の時、物を仕入れて付加価値をつけて売ると(物+)お金+の価値になる。これでお金がお金+を得る資本になる。これをやってる人が資本家。このプラスαは労働力にも言えて、支払う給料よりいかに労働力を搾取できるかで、得られる資本が変わる。資本家も金の奴隷になる。金を増やすために一緒懸命働くから。

 

 

過剰労働は世の中の富の量を増やした。過剰労働は労働者に分配すべきだと考えた。

 

 

「洪水は我なき後に来たれ!」目先の利益だけ求めて、後のことや再現性を考えないのはここから始まったんだね。だから、バブルと崩壊がくりかえされるのか。やっぱり資本家側にならないとな。

 

 

絶対的剰余価値と相対的剰余価値。労働時間を長くして過剰価値を得るか、生産性を上げてとるかの二つしかない。生産性を上げる方法は一見良さそうだけど、短い時間で高い成果と大きな疲労が付いてくる。結局、搾取。今はここに当たる。

 

 

 

ウォルマート(アメリカのスーパーマーケット)がくれば他のスーパーが潰れる失業者が増えるウォルマートや工場は安い賃金で人を雇っても人が集まる町の平均賃金が下がる資本家は安く労働力を買えるから儲かる。

 

 

 

業界全体が機械で生産するようになると、一人でたくさん機械を動かさなくてはならなくなり、労働の密度が高くなる。簡単に言うと、仕事がどんどん難しくなっていく。

 

 

仕事が難しくなると労働者の教養がないと仕事にならなくなる。だから、教育のレベルも上がっていった。労働者が頑張って資本家を儲けさせるほど、いい機械が生産・導入されるため、労働者が必要無くなる。

 

 

失業者が多いかどうかは、国の人口の増減には関係なく、景気に左右される。資本家的には失業者が多く、求人に対する供給が多い方が、安く労働者を雇えるから都合が良い。

 

 

 

唯物論は物質がすべてという考え方。唯心論は心がすべてという考え方。だから福岡でものすごい大金持ちの家に生まれたお坊ちゃんは 、総理大臣になっても 、国民のことがよく理解できなかったりするわけだ 。これ麻生さんのことね。

 

 

唯物史観では 、世の中を上部構造と下部構造という二階建てで考えます 。下部構造は経済的な関係で 、上部構造はそれに対する法律や思想です 。江戸時代は 、武士が一番えらかったでしょう 。士農工商なんていわれて 、商人が一番下だった 。だけど江戸時代の三〇〇年の間に 、だんだん経済が発展してきて 、商業が活発になっていく 。商人たちが強い力を持ってくる 。江戸時代の三〇〇年間に 、日本経済は大きく発展しました 。発展したんだけど 、上部構造である政治体制は 、封建社会で武家社会で 、武士の言うことは聞かなければいけないとか 、江戸幕府の言うことは聞かなければいけないとか 、制約が大きかった 。そうすると経済がある程度発展しても 、それ以上発展しなくなるんだ 。これ以上大きくなろうとしても 、それを上から押さえ込まれちゃう 。そんなことが続いていると 、あるとき突然上部構造が爆破される 。一気にひっくり返される 。世の中はそうやって変わってきたんだっていうのが 、唯物史観のものの見方

 

 

 

労働者が鍛えられると、団結して強い力になる。封建社会が資本主義社会に転覆させられたように、資本主義社会もまた、新たな力に転覆させられるだろう。

 

 

「愚者は経験に学び 、賢者は歴史に学ぶ

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