島さんの書評ブログ

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時代に先駆け続けるコツは「太る」ではない。「ハングリーでいる」ことだ。ービル・ゲイツの面接試験

ビル・ゲイツの面接試験 

※この本は面接試験の歴史や背景と、ビル・ゲイツの個性や半生が書かれている。

 

僕は学ぶ相手にはより優秀な人を選ぶようにしています。並の人から学んでもレベルアップしないと考えているからです。

マイクロソフトは2019年現在、アマゾン、アップルと時価総額世界一位を争っている最高レベルの会社です。平成生まれの僕にはビル・ゲイツ以上にパラダイムシフトを起こした人を知りません。彼の考え方やどんな人物なのかを知りたいと思ってこの本を取りました。

これらがビル・ゲイツの特徴です。

・負けず嫌い

・型にはまらない考え方

・ゲーム好き

・まったく欲がない

 

また、ビル・ゲイツやその周りの人たちが「頭のいいひととはどういう人物なのか?」を紐どいてマイクロソフトに必要な要素を書いています。これからの時代に必要な能力がわかります。このようなことが書いてあります。

 

・物事の考え方として、どんな事でも細分化して一つ一つを分析すれば、物事をシンプルにとらえることができる。頭のいい人は記憶力やレスポンス力が他の人より元々高いのではなくて、考え方をどれだけ単純で簡単にできるかだと思う。一つの問題を簡単にするか難しいとするかが人の違い。どの問題が重要か重要じゃないかも細分化と原則が判断基準になると思う。

・頭脳+自信があり、粘り強く、やる気のある人が成功する。

・頭が良くても何もできない人と、何かはするが頭が良くない人は、避ける。

・問題の取り組み方として、まず前提条件をよく理解する。そして、その条件から様々な方向の解決策考える。要はここで抜け道探しや細分化による単純化をして(フレーム問題)、切り分け(選言)を簡単シンプルにする。これは答えがあるものないもの、未知のこと仮説を立てて取り組む時にも、万能に使える。

 

あとは、仕事に求められること、採用に一番気を付けていることなどが書いてありますよ。あらためて読んでもユニークな面接方法が書いてあって結構おもしろいですよ。

 

~本文抜粋~

・2秒面接。ある教師の授業風景のビデオを2秒だけ見た人と半年間受講した人の教師への評価(印象)に大差がない。これは第一印象、人間の直感、仕草などでほぼ人物像がわかるというもの。つまりその後の面接時の質問等はほぼ無意味である。

 

・1919年頃はIQによって能力を判断され、職業に適したIQがあると信じられていた。美容師はIQ85以上だと無駄が多すぎる。頭のいい人も悪い人もIQテストによって、適切な仕事に就けると。

 

・当時はIQは「汎用知能」とされ、要はその数値が高ければ何でも優秀とされた。その後多様性が認められ、得手不手があることが認められている。

 

・IQの高い天才児達100人の人生を追いかけた。プールの清掃員になったり、学者になったり、全員が成功しているわけではなかった。ノーベル賞を受賞した人は一人もいなかった。

 

・レドモンド式面接ではパズルで、幅広さ、創意工夫、創造的問題解決能力、枠にとらわれない思考が問われる。

 

・ごみあさりゲームでは、各チームが馬車を与えられ、街じゅうを変わったものを探して回った。ゲイツも他の人々と並んで参加した。彼が思いついたことは、馬車を脱輪させ、タクシーを拾うことだった。ゲイツのチームは3位になった。言葉当てでは、ゲイツが他の参加者がずるをしたと言って終わる。インターネットゲームでは、「情けないほどの小さなずるで、負けるのを避けるために、コンピュータの電源コードを抜いた」

 

ある夫婦を会社の最高幹部の一行とテーブルを囲もうと招待した。夫婦ははた迷惑な人たちだった。男は酔っ払って、皆に出身地を訪ねた。レイクスの出身地ネブラスカ州の悪口をいい、ネブラスカ州のフットボールの監督トム・オズボーンがいかにひどいかに話が及んだ。(レイクスはオズボーンを崇拝していて、レイクスの誕生日パーティにサプライズゲストで来てくれたこともあった)。一行がこの男をぶん殴ろうとしたとき、夫婦は仮面をはずした。二人はゲイツのいたずらのために雇われた役者だと白状したのである。

 

時代に先駆け続けるコツは「太る」ではない。「ハングリーでいる」ことだ。ビル・ゲイツの年収は360万ドル、開発者の初任給は8万ドル。

 

・1976年にハードディスクを作っていた17社のうちIBM1社を除いて全て買収か倒産した。失敗はよき経営のせいだという。失敗した会社は、顧客や投資家のニーズに合わせるあまり、決定的な技術の変化に反応できなかったという。

 

・マイクロソフトがレドモンド式面接を行うのは、「ビル・クローン」を探すため?ゲイツはプログラム、経営、マネジメント等できるが、今は分業化されてるから、全ての能力を測れないから。

 

・ジェイブ・ブルーメンソールは、プログラム・マネージャーの志願者には、家を設計するように求めた。ホワイトボードに正方形を描く志願者もいた。それはもっとも最悪なことだった。家はどうにでもなれる。誰がお金を出し、どれだけだし、面積はどれだけで、かけられる時間はどれだけあるのか、そうしたことを聞かないことには家は建てられない。大事なのはアルゴリズムだ。要は一歩づつ理論的に組み立てていくこと。採用担当から詳細情報を引き出すことだ。正方形を描く志願者には平面図を仕上げているところへ「実はあなたはこれを聞くのを忘れています。この家は身長14mの目の見えないキリンの家です。」と言うのだ。

 

・「競争相手を有利にする最善の手は、下手な採用をすることだ。でくのぼうを大量に採用したら、それで会社はダメになる。」

 

・採用が厳しい分、マイクロソフトでも優秀な人間を取りこぼすこともある。

 

・ビル・ゲイツは自分の家を、いたるところ平面ディスプレイの「絵」にして、使っていないときには、木目の画像を映して木造部分と合体させ、ディスプレイとはわからなくなるようにするというアイデアをもっていた。

→休みの日に目をつぶって、ただずって妄想してみようか。自分が思いつくこと全部(それが今の自分の視野の広さ)。

 

・設計には使いやすさ、シンプルさが求められる。目的が達成できれば、従来のやり方にしばられなくてよい。前提を疑ってもいい。「目的達成」「簡単、単純、シンプル」にフォーカスする。

 

・どんなに単純なものであっても、それを評価するときには、複数の基準が適用される(車の価値は最高速度だけではない)。

 

 

選言とフレーム問題

選言:問題に関係ある全てのパターンをシミュレーションして取り組む(切り分け作業)。→コンピュータ得意

フレーム問題:何が問題かを考える。重要なこと、重要じゃないことの判断。→コンピュータできない(2019年はコンピュータも足を踏み込んできた)

 

・過去の天才はアイデアが斬新で、精神病院に送られることが多い。当時の人々からしたら、枠からはみ出すこと自体が異常だったのか?

 

・今の世界を見て必要なものを作るのではなく、想像力を膨らませて閃きを形にする。市場や顧客のニーズではない。必要なものは提示しないとわからないのだ。だから常に最先端に身を置こう。

 

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