島さんの書評ブログ

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300年存続する企業に必要なことはなんだと思う?ー孫正義 300年王国への野望

孫正義 300年王国への野望

 

一兆円ファンドを率いる孫さんの自書伝です。

一代でこれだけの規模の会社を作る人は相当な才能の持ち主なんだろうなと思います。

海外にもこれだけの天才はなかなかいないでしょうし、僕らと同じ日本からでてきた起業家というのがとても貴重な存在ですね。

 

・「300年存続する企業に必要なことはなんだと思う?」「それは多様性です。」→時代に合わせて中核事業を入れ替えながら存続する。

 

孫さんの持つ世界を見据える目は本のタイトル通り、300年先を見据えて、そこから逆算して30年後はどのようになっているかと考えることでした。

また、過去の世界中の成功例から、プラットフォームをいち早く手に入れる重要性を学んだようですね。戦国時代の織田信長も火薬のプラットフォームを独占したことによって、天下統一の一歩手前までいきました。

多様性、情報革命、プラットフォームこれからの世界に重要なキーワードをいち早く取り入れていたようですね。

「何が起こるのかではなく、何が起こり得るのかと考えると、イノベーションが広がる。」このGoogleの考え方は孫さんの「あらゆる可能性を探せ」という考え方にものすごく似ているね。

孫さんの創業前から今までの道のりの歴史もすごく面白いですね。

 

本文抜粋

・これからくるiotの時代は人類史上最大のパラダイムシフトだ

 

・「ある時点 」が来るより先に将来のプラットフォ ーマ ーを手に入れることだ 。現在ではインタ ーネット検索におけるグ ーグルやネット通販のアマゾンがそうだろう 。パソコンの時代なら O S (基本ソフト )と C P Uを握ったマイクロソフトとインテルの 「ウィンテル連合 」が格好の例で 、プラットフォ ーマ ーという言葉も少しずつ定着してきている 。

 

・独占あるいはプラットフォ ームを追い求める孫が好んで例えに出すのが 、米国の石油王ジョン ・ロックフェラ ーだ 。ロックフェラ ーが頭角を現した 1 9世紀後半 、まだ鯨油の代わりの灯油 、あるいは薬の原料くらいしか用途のなかった石油にいち早く目を付けた炯眼はすさまじい 。

 

・ヘンリ ー ・フォ ードが 「 T型フォ ード 」の生産ラインにベルトコンベヤを採用して自動車が産業と言える地位を確立するのが 1 9 1 0年代だから 、ロックフェラ ーは半世紀も前に石油の将来性を見抜いていたことになる 。

 

・孫が言いたかったことはどうせやるなら中途半端なことはせず 、最初から徹底してプラットフォ ーマ ーの地位を狙え 、ということだ 。

 

・「今 、ヤフ ーで一番うまくいっている事業はなんだ 」 「そりゃ 、ヤフオクですかね 。利益率で考えると一番いいですね 」 「そうか 。じゃ 、ヤフオクはどんなことをやられたら崩壊するんだ 」 「えっ 、ヤフオクが負けるシナリオですか ? 」 「そうだ 。それを考えろ 。そして相手より先にそれをやれ 。これをやられたらヤバい 、というアイデアを徹底的に洗い出せ 。ひとつじゃない 。思いつく限りひたすら徹底的に 、だ 。そして先手を打て 。俺はいつもそんなふうに考えるんだ 」

 

・時代の流れに逆らうな

 

・アローラは将来の事業の種探しを期待されていた。

 

・情報革命後の未来を想像しよう。300年後を想像しよう。

 

・「まずは 4つ調べろ 。第 1に 3 0年後のコンピュ ータ ーチップの性能はどうなっているか 、第 2にそれによってどんなソリュ ーションが可能になっているか 、第 3に 3 0年後の人々のライフスタイルはどう変わっているか 、第 4に企業を取り巻く競争環境はどうか 」

 

・「今度の 3 0年ビジョンのことですが 、単にお金を儲けるとか時価総額を大きくするとかだけじゃなくて 、ソフトバンクがグロ ーバルにどう貢献できるかをおっしゃってはどうでしょうか 。世界中の人にどう感謝される企業になるのか 、ということです 」

 

織田信長はいち早く鉄砲という最先端のテクノロジーに目をつけた。火薬を手に入れるため、貿易のプラットフォームを独占した

 

・競馬の新興国である米国やフランスの馬に 、どうしても勝てなくなったのだ 。原因はやはりジャ ージ ー規則による行き過ぎた純血主義だった 。「多様性 」だ 。異なる D N Aを取り込んでこそ 、馬も会社も強くなる 。

 

・「今のソフトバンクにとって提携のパ ートナ ーになりうる相手を 3 0 0 0社探せ 」これもやはり千本ノックの発想に近かった 。孫は何かのアイデアを求める時 、最初から答えを絞らずに 、まずは考えうる限り最大限の可能性を検討するという姿勢を貫いていた 。

 

・戦→鉄砲 インターネット→ICチップ

人は今、何に注目しているのか。時代の先を読む

 

・「迷った時ほど遠くを見ろ。3 0年単位で区切って考えるから見えなくなるんだ 。まずは思い切って 3 0 0年先を考えろ 。そこからさかのぼって 3 0年後を考えればいいだろう 」

 

・300年後を作るのはビジネス。そしてその会社を作るのは孫正義。

 

・アームのチップが1兆個ばら撒かれる→膨大な情報が手に入る→これが本命

 

・「孫さんの発想の根底には 、量が質に転化する 、との考えがある 」千本ノック、サケのふ化理論

 

・ソフトウェアの流通を始めたが、販売店とメーカーの最大手を独占した

 

・優秀な人間をどんどん味方につける

 

・どんどん借金して投資する

 

・龍馬は最後の5年で大仕事をしている。5年あれば十分だ

 

・ネアカ主義

 

・「それをしなければ自分が死んでしまうと思うようなことをやりなさい 」

 

・自分の利益ではなく、日本の通信の未来を考えて行動している。どの世界的に成功している経営者も同じだね。そんなかっこいい志で生きたい。

 

社外取締役のユニクロ柳井さんは孫さんの事をよく理解している。やはり人を理解してコントロールするのは重要なスキルなのか

 

・「いいか孫君 。同志的結合は他のどんな結びつきよりも強い」

 

・孫正義にとってスティーブ・ジョブズは親友であり最大のライバルだ

 

・「ヤフ ーの使命は未来のニュ ートンの前にリンゴを落とすことだ 」もしニュ ートンの目の前にリンゴがなかったら万有引力の法則が確立されるのがずっと後になったかもしれない 。つまり 、世界を変えるようなイノベ ーションを引き起こす誘発剤となるのがヤフ ーというわけだ 。

 

・孫さん得意の「無料作戦」は、松下幸之助の「世の中が物で満たされれば、タダ当然になって、皆豊かになる」の考え方に似ている。

 

・役員の笠井さんや優秀な人間に囲まれる才能があったんだな

 

・東日本大震災のとき「被災地に社員全員向かわせてもいい」

 

・電気がないと通信などできない

 

・目標を数値化し期限を区切るのが孫のいつものやり方だ 。

 

・会議で重要なことは内容じゃなく、全力で取り組んだかどうか

 

・「その時に思ったんだよ 。あ 、ホンダが伸びた理由はこれだなって 。それは 、あの人の飽くなき興味や探究心や感動する心なんだよ 。だって 、あんな姿を見せられたら誰だって 『このオヤジを喜ばせたい 』って思うじゃない 。あの情念がホンダのエンジニア連中を熱くさせたんだよ 。俺は本田宗一郎さんのあの姿勢に一番感動したね 」

 

・「賢いだけでは人は動かせない 」という将としての心構えは 、本田宗一郎との邂逅からも学んでいたのだ 。

 

・「オヤジがいつも嘆いていたのは 、俺はゼニカネのために今の目先の商売をしているけど 、それは本来の姿じゃないということでしたね 。カネのために働くのは価値のあることではないと常々言っていた 。酒を飲んだ時にまだ小学生か中学生くらいの僕にそう言って聞かせるんですよ 。俺はまだ男子の本懐を遂げられていないって 。」

 

・三憲の教育の基本はとにかく褒めることだ 。それもただ褒めるというレベルではない 。正義の言葉を借りると 「恐ろしく褒める 」のだ 。

 

・英雄の共通点は、人に好かれ可愛がられる風貌であるということだ

 

まだまだいいこと書いてあるんで、ぜひ読んでみてください!!

 

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